西之表市社会福祉協議会のホームページ

7月7日（日）今年で3回目を迎える「七夕寄席inTANEGASHIMA」が西之表市市民会館で開催されました。

梅雨前線が九州地方に停滞し、鹿児島県では異例の大雨が続いたここ数日。心配された天気ですが、当日は朝から快晴で夏空が広がりました☆

会場には早くから大勢のお客さんで賑わい、開演の18時を迎えると同時に大きな笑い声がロビーまで溢れだしました。今回の出演者は「ぼうずのこぼうず（安納小学校児童）」「天の川琉里（種子島中学校生徒）」「初音家　佐吉（落語）」さん、「扇家　勝丸（太神楽）」さん、「林家　種平（落語）」さんの5名。児童・生徒の2名は昨年に引き続き2回目の出演でしたが、二人とも一回り成長し、堂々とした落語を披露してくれました。佐吉さんの落語では聴き入る場面と笑いとが入り交じり落語ならではの雰囲気を楽しむことが出来ました。勝丸さんの太神楽曲芸はお見事！！傘や茶碗などを使った難しい芸の合間にも笑いを取るところはさすがプロ。会場からは「あばよ～！！」「すごかまー！！」と声も上がっていました。そして種平さん。急遽演目を変更し、「ぼやき酒場」を披露。この「ぼやき酒場」、居酒屋で亭主にお客がぼやくという内容なのですが、これがまた「あるある！」「そうそう！」ということばかり！聞いているうちに居酒屋にいるような感覚になり、中には「じゃて～な」「じゃろじゃろ」など思わず声を出して相槌を打つお客さんもいらっしゃるくらい臨場感あふれる落語に聴き入りました。仲入りではＴシャツ抽選会、終わりにはじゃんけん大会が行われ大盛況のうちに幕を閉じました。

今回も種平さんより収益の一部を西之表市社会福祉協議会へ寄附していただきました。種平さんはじめ、出演者の皆さまありがとうございました。